自作のペーパークラフト型紙を公開しています。
ダウンロードはこちらから。
http://papertoybox.hateblo.jp/entry/download/download1
マットアロー1号(円谷プロのテレビ放映版)の制作過程です。
マットアロー2号をつくったのが2003年、マットジャイロを作ったのは2004年だった模様。
マットアロー1号も、2005年にはちらっと検討開始した痕跡が。
本格的に作り始めたのは2022年ですが、最初の着手から数えると17年もかかってしまいました(汗)
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TV「帰ってきたウルトラマン」に登場するマットアロー1号の作り方です。
型紙(2枚)をカラー印刷します。A4横サイズに合わせて印刷してください。
写真の完成品は、「EPSON フォトマット紙」をつかっています。
接着剤は木工用ボンド【速乾】を使っています。
山折り、谷折り、糊しろは、型紙では以下のように表現しています。
特に指定のない折り目は基本的に山折りです。
折り線は、書けなくなったボールペンなど尖ったもので軽くけがいて折り筋をつけて、定規を当てて曲げると、まっすぐに折り曲げられます。
折り曲げた角は枠線がかすれてしまうので、水性ペンでサッと角を塗っておくと良いでしょう。
翼や各パーツのへりも、白いままでなく黒く塗っておくと仕上がりが締まります。
写真の一部は試作時のもので糊しろの位置が違うものがあります。現物に合わせてください。
~~~~~
では作成開始。
機体の胴体部分を作ります。
機首部分の機体央①を円錐形に貼り合わせます。
機体央②を円筒型に貼り合わせます。
裏側はこんな感じ。
①を②にかぶせて接着します。
機体央③を円柱型に貼り合わせます。
機体央①②と③を貼り合わせます。
裏側はこんな感じ。
コックピットの土台になる機体央④⑤。
機体央③上面の線に合わせて、貼り付けます。
コックピットになる機体央⑥~⑦。
機体央⑥、⑥a、⑥bを合わせてコクピットを作ります。
機体央⑥に機体央⑦aを貼り付けます。
機体央③に、機体央⑦bを貼り付けます。
コックピット部分機体央⑥の裏側に接着剤をつけて、機体に貼り付けます。
機体央⑦aの糊しろ裏側に接着剤をつけて、⑦bの糊しろに重ねて貼ります。
内側の⑦bより外側の⑦aのほうが幅広なので、貼り合わせるとかまぼこ型に膨らみます。
エアインテークから機体側面になる機体右/左①~③を切り出します。
あらかじめ、丸めくせをつけておきます。
右側、左側、それぞれ①②③を貼り合わせます。
機体の下面のガイド線に合わせて、貼り付けます。
上面は、コックピットの取り付け部分にあわせて貼り付けます。
前方部分は、少し下側に絞り込んで貼り付けます。
機体の後端。機体央⑧でふさぎます。
まず上面、機体央⑦aに⑧を貼り付けます。
裏側。
線に沿って、真ん中をつぶします。
機体央⑧でふさぐように貼り付けます。
機首の細く尖がったピトー管。
長方形に切り出して、竹串など細い棒に巻いて巻癖をつけます。
接着剤をつけて、細く巻きます。
指の腹で押しながらコロコロして、細く巻いていきます。
機首に取り付けます。機首の先端をわずかに切り落として差し込んでください。
尾翼を作ります。
垂直尾翼と補強材を切り出します。
補強材は二つ折りにして、尾翼の内側に貼り付けます。
尾翼を二つ折りにして貼り合わせます。
水平尾翼と補強材を切り出します。
補強材は二つ折りにして貼り合わせて、水平尾翼の内側に貼り付けます。
尾翼はこんな感じ。
機体に尾翼を取り付けます。
糊しろが無いので、垂直尾翼の断面に接着剤を塗って、機体の溝に合わせて貼り付けます。
主翼を作ります。
右翼③、左翼③を切り出します。
青ランプが右翼、赤ランプが左翼です。
二つ折りにして、袋状に貼り合わせます。
右翼①上下、左翼①上下を切り出します。
上下を貼り合わせて、筒状にします。
糊しろ部分を立てて、翼の厚みを出します。
翼の真ん中にある、円柱部分を作ります。
右左の翼②の部品を切り出します。
翼②ー1を筒状に貼り合わせます。翼②ー2で後端をふさぎます。
前方の斜めには、翼②ー4を斜めに貼ります。
翼②-3は輪にして②-2にノズル状に貼り付けます。
裏面を黒く塗ってから輪にすると良いです。
翼②-6は、切り出して、二つ折りに貼り合わせます。
棒状の突起は翼②-5を細く巻いて作ります。
機首のピトー管と同様に、コロコロして細巻を作ってください。
それぞれを組み合わせて貼り付けます。
それぞれ黒い線の部分を、翼②-4の楕円に合わせて貼ります。
右翼④、左翼④のハート形を切り出します。
二つ折りにして、貼り合わせます。
主翼の翼①の水色線に切れ込みを入れて、2つ折りに貼り合わせた翼④の尖ったほうを差し込んで接着します。
翼①と翼②の筒を接着します。後ろ側の端を合わせて位置決めします。
翼③を取り付けます。
翼③は、翼の端が少し下向きになります。
主翼を胴体に取り付けます。
袋状の主翼の縁の内側にぐるっと接着剤をつけて、機体に貼り付けます。
機体側面の薄い線を目安に取り付けます。
左右とも取り付けます。
ロケット弾ポットはオプションです。
ロケット弾ポットは、①を筒形に丸めて貼り付けて、両端を丸い②③でふさぎます。
パイロンは糊しろを貼り付けて、輪にしておきます。
ロケット弾ポットに、パイロンを貼り付けます。少し輪の形に膨らまして取り付けます。
直線がポッド側、少しくぼんでいるほうが翼側です。
主翼の下面に取り付けてください。
飾り台を作ります。
台座になるスタンド①を箱型に組みます。水色線に切れ込みを入れておきます。
スタンド②は、表示通りに山折り・谷折りしてください。
スタンド②とスタンド③を貼り合わせて、飾り台の本体を作ります。
台座の①の切れ込みに差し込んで接着します。
スタンド④は、お好みで取り付けます。
④を折って三角形にし、飾り台の側面に貼り付けます。
以上で出来上がりです。
いかがでしょうか。
PDF形式の型紙データです。環境に合わせてお使いください。
保存方法(Windows):右クリック→「対象をファイルに保存」
名前 | PDF形式 | 作り方 |
---|---|---|
DAICON版 |
DAICON_MatArrow1.pdf | 作り方 |
シュピーゲル号 |
Spiegel_v0.pdf | 作り方 |
|
DOUGRAM_BROMLEY.pdf | 作り方 |
|
Fighter-1.pdf Fighter-2.pdf |
作り方 |
|
TB_TB1.pdf | 作り方 |
|
98CmdCar.pdf | 作り方 |
|
EagleTransporter.pdf おまけ EagleTransporter_premium.pdf |
作り方 |
コロニアルバイパー |
Viper.pdf | 作り方 |
|
RX-75.pdf | 作り方 |
|
普通サイズ版 TDF_UH1.pdf ラージサイズ版TDF_UH1_sizeL.pdf |
作り方 |
|
TDF_UH2.pdf | 作り方 |
|
TDF_UH3.pdf | 作り方 |
|
TDF_MRI.pdf | 作り方 |
|
TDF_PO1.pdf | 作り方 |
|
TacFalcon.pdf | 作り方 |
|
TacArrow.pdf | 作り方 |
|
TacSpace.pdf | 作り方 |
円谷版 |
MatArrow1.pdf | 作り方 |
|
MatArrow2.pdf | 作り方 |
|
MatGyro.pdf | 作り方 |
|
TechThunder1.pdf | 作り方 テックサンダー4号を参考に |
|
TechThunder2.pdf | 作り方 |
|
TechThunder4.pdf | 作り方 |
|
BORNFREE.pdf | 作り方 |
オリジナルのペーパークラフト型紙をどうやって作っているか、作り方を紹介します。
自分でも何か作ってみようかな、という人の参考になるでしょうか。
そのうちね....
色変えただけだから....
そのうちね....
時間かかりすぎてどうやって作ったか忘れそう....
これは逆に一晩で作ったので....
3年がかりだから、忘却....
そのうちね....
そのうちね....
はてな版で新たに公開
これも前からネタにはあがっていたんだけれど....
1号、3号があって2号が無いってのは....
前作からずいぶん間があきまして....
またまた前作からずいぶん間があきまして。震災後の初更新。
型紙だけ公開先行。製作過程は後追いで数年後ようやく公開。
久々に更新。
クラッシャージョウに登場するファイター1です。
タックスペース・ファルコンに続いて、ようやくラインナップ。
試作途中で頓挫していたものをなんとか仕上げ。
プレ公開中、正式公開の時にでも。。。
DAICONフィルム版の「帰ってきたウルトラマン」に登場するマットアロー1号です。
本家本元、TV版の「帰ってきたウルトラマン」に登場するマットアロー1号です。
マットアロー1号。
試作1の課題をちょちょっと直して公開、と思ったのだけれども、意外と修正箇所が大きくなって、急遽試作の第二弾、として修正する。
コックピット前方、空きすぎ。
キャノピー部分を少し延長してつじつま合わせの修正。
エアインテークの赤ライン忘れ。
エアインテークの開口部。上端が開きすぎでかっこ悪い。
先端側を、下向きに少し絞りこむように修正。
後端。上面・下面のふくらみを出すために、端切れで内部のブリッジを入れた。
これも、型紙に反映。
蓋になる部分が若干小さくて、隙間が空く。端切れで裏打ち。
よく見ると白い別紙でふさいである。型紙に反映。
機体下面の赤ライン、羽根部分の赤ラインとつながらず。
こんな感じで修正。
羽根前方の丸いでっぱり。型紙化忘れ。試作は切れ端から適当に切ってごまかし。
これも型紙化。
機首のピトー管も忘れ。
主翼の棒状部品と同じように細巻の棒状を追加。
尾翼が薄くてふにゃふにゃ。
芯を入れようか。
主翼のはじっこ。
少し下側に向けて斜めに付く。
斜めに付けやすいように、表に対して裏側をちょっと短くする。
台座。
両脇の高さに対して、前後のパーツの高さが高すぎ。
試作では、慌てて切って詰めた。
型紙修正。
あれやこれや修正して、試作2で再立体化します。
あとちょっと。