DAICONフィルムの「帰ってきたウルトラマン」に登場するマットアロー1号の作り方です。
型紙(3枚)をカラー印刷します。A4横サイズに合わせて印刷してください。
写真の完成品は、「EPSON フォトマット紙」をつかっています。
接着剤は木工用ボンド【速乾】を使っています。
山折り、谷折り、糊しろは、型紙では以下のように表現しています。
特に指定のない折り目は基本的に山折りです。
折り線は、書けなくなったボールペンなど尖ったもので軽くけがいて折り筋をつけて、定規を当てて曲げると、まっすぐに折り曲げられます。
折り曲げた角は枠線がかすれてしまうので、水性ペンでサッと角を塗っておくと良いでしょう。
翼や各パーツのへりも、白いままでなく黒く塗っておくと仕上がりが締まります。
写真の一部は試作時のもので糊しろの位置が違うものがあります。現物に合わせてください。
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では作成開始。
機首部分を作ります。
機首①②③を貼り合わせます。
先端部は、写真のように折り曲げます。
先端と、機首⑤を貼り付けます。
機首⑤が底側になります。
④のコクピットを箱型に組み立てます。
コクピットの裏側に接着剤をつけて、機首に貼り付けます。
コクピットの後端の三角と、機首の三角模様が重なるように位置合わせをしてください。
主翼の補強材を作ります。薄い箱型にします。
主翼を作ります。
内側の端の水色の線に、紙二枚分の尾翼の厚さ位の幅で切れ込みを入れます。
翼の糊しろと、翼端、フラップ(赤枠部分)の部分に接着剤をつけて、袋側に貼り合わせます。
尾翼は、それぞれ2つ折りにします。
機体本体を作ります。
下側になる機体①は、翼の補強材を通す四角い穴を開けておきます。
折り線だけで、まだ貼り合わせません。
機体②の後端は、斜めになるよう組み立てます。
機体②を機体①に貼り付けます。
機体①と②の二段重ねになります。
機体①の前側(赤丸部分)はまだ貼り合わせません。
機体のコンテナ接合部分を作ります。
機体中央①の水色線部分に切れ込みを入れます。
三角のコンテナロック①は、二つ折りにして、貼り合わせます。
機体中央①の切れ込み部分に、裏側からコンテナロック①を貼り付けます。
機体右③左③を。機体中央①の糊しろに貼り付けます。
機体左①②の内側に、機体左③を貼り付けます。
右側も同じように貼り付けます。
機体前部補強板を組み立てます。
中央部はくり抜きます。
二つ折りにして貼り合わせます。
機体前部補強板で、機体の左右をつなぎます。
赤丸部分に接着剤をつけて、機体①の内側に貼り付けます。
補強板を貼り付けたら、機体①の前方部分も貼り付けて蓋をします。
機体に機首部を取り付けます。
上面は、赤丸の糊しろで貼り合わせます。
下面は、赤丸の機首⑤の裏面に接着剤をつけて貼り付けます。
下面の尾翼を取り付けます。
機体の尾翼寄り付けの糊しろを、2つ折りにした下尾翼で挟んで貼り付けます。
下尾翼は外側にハの字に開いた形となります。
エンジンノズルを組み立てます。
外側のフィンを折り返して貼り合わせておきます。
機体後部に、エンジンノズルを貼り付けます。
本体上部左右につくエンジンを組み立てます。
エンジン①の上面の水色線の部分に切れ込みを入れておきます。
エンジン尾翼は二つ折りにして貼り合わせておきます。
このとき、糊しろ部分の裏側には接着剤を塗らず、貼り合わせないようにしておきます。
エンジン①を箱型に組み立てます。
エンジン尾翼を、エンジン①の上面の切れ込みに差し込んで取り付けます。糊しろを谷折りに折り返して、貼り付けます。
内側のノズルを組み立てます。
エンジン②を四角い筒形に貼り合わせます。
エンジン④は黒い面を内側に箱型に折り曲げます。
エンジン②の内側に接着剤を塗って、エンジン④を押し込んで取り付けます。
エンジン②④の裏側を、エンジン③でふさぐように貼り付けます。
③の糊しろは、山折りで折り返しておきます。
エンジン②③④をエンジン①に取り付けます。
エンジン③ののりしろに接着剤をつけて、エンジン①の内側に貼り付けます。
赤線の位置に薄い直線が書かれていますので、その線を目印に取り付けてください。
これを左右作ります。
エンジンを機体に取り付けます。
機体の尾翼取付用の糊しろと、エンジン①の下側の淵に接着剤を塗って、貼り付けます。
機体上面に薄く枠線が書かれているので、その線を目印に取り付けてください。
左右のエンジンを取り付けます。
上に向かって、ハの字に開いた形になります。
翼の補強材を取り付けます。
補強材の四角い側(写真の赤線部分)に接着剤を塗って、機体①の横に開けたスリットに差し込みます。
突き当たるまで、押し込んでください。
写真のように、飛び出した部分の境目にも接着剤をつけて補強してください。
左右とも、補強材を取り付けます。
主翼を差し込んで取り付けます。
補強材の淵と赤丸部分辺りに接着剤を少し多めにつけて、袋状になった翼に差し込みます。
翼の淵に接着剤をつけておいて、機体側に貼り付けます。
機体底面のコンテナロック②と③は、切り出して二つ折りに貼り合わせておきます。
コンテナロック②③の糊しろ微接着剤をつけて、機体底面に貼り付けます。
ミサイルポットを作ります。
パイロンは糊しろを貼り付けて、輪にしておきます。
ミサイルポッドは、①を筒形に丸めて貼り付けて、両端を丸い②③でふさぎます。
ミサイルポッドに、パイロンを貼り付けます。少し輪の形に膨らまして取り付けます。
直線がポッド側、少しくぼんでいるほうが翼側です。
翼の下面にパイロン取り付けの楕円がかかれているので、そこに取り付けます。
アンテナを作ります。切り出して、点線で二つ折りにして貼り合わせます。
コクピット後ろ側、機首②の白線に合わせて、貼り合わせたアンテナを取り付けます。
兵装コンテナを作ります。
前方の水色線を、幅1mm程度でくりぬきます。
三角のコンテナスリットは、黒い面を内側にして折り返し、
糊しろを貼りつけます。
くり抜いた水色線の内側に、コンテナスリットを貼り付けます。
コンテナA,Bをそれぞれ組み立てます。
コンテナを機体にセットした際、機体のコンテナロック①が、コンテナのスリット部分に刺さる形になります。
出来上がった機体は、下面尾翼があって平らに置けないので、簡単な台座をつけました。
糊しろを貼り付けて、四角い輪にします。
この上に乗せると、尾翼が邪魔になりません。
以上で出来上がりです。
コンテナは着脱可能。
レーザー装備と核装備のマークⅧユニット。
以上、いかがでしょうか。