空想科学的紙工作

自作のペーパークラフト型紙を公開しています。 This site exhibits the handmade papermodel Pattern.

マットアロー1号(円谷版)の作り方

TV「帰ってきたウルトラマン」に登場するマットアロー1号の作り方です。

 

 

型紙(2枚)をカラー印刷します。A4横サイズに合わせて印刷してください。
写真の完成品は、「EPSON フォトマット紙」をつかっています。
接着剤は木工用ボンド【速乾】を使っています。
 

 

山折り、谷折り、糊しろは、型紙では以下のように表現しています。
特に指定のない折り目は基本的に山折りです。
 https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/papertoybox/20180114/20180114005902.jpg

 

折り線は、書けなくなったボールペンなど尖ったもので軽くけがいて折り筋をつけて、定規を当てて曲げると、まっすぐに折り曲げられます。
f:id:papertoybox:20181108231508p:plain

 

折り曲げた角は枠線がかすれてしまうので、水性ペンでサッと角を塗っておくと良いでしょう。
 

翼や各パーツのへりも、白いままでなく黒く塗っておくと仕上がりが締まります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/papertoybox/20181209/20181209121824.png

 

 

写真の一部は試作時のもので糊しろの位置が違うものがあります。現物に合わせてください。

~~~~~

 

では作成開始。

機体の胴体部分を作ります。

 

機首部分の機体央①を円錐形に貼り合わせます。
機体央②を円筒型に貼り合わせます。
 

裏側はこんな感じ。
 

 

①を②にかぶせて接着します。
 


機体央③を円柱型に貼り合わせます。

 

 

機体央①②と③を貼り合わせます。

 

裏側はこんな感じ。

 

 

コックピットの土台になる機体央④⑤。

 

機体央③上面の線に合わせて、貼り付けます。

 

 

コックピットになる機体央⑥~⑦。

 

 

機体央⑥、⑥a、⑥bを合わせてコクピットを作ります。

 

機体央⑥に機体央⑦aを貼り付けます。

 

 

機体央③に、機体央⑦bを貼り付けます。

 

 

コックピット部分機体央⑥の裏側に接着剤をつけて、機体に貼り付けます。
 

機体央⑦aの糊しろ裏側に接着剤をつけて、⑦bの糊しろに重ねて貼ります。

 
内側の⑦bより外側の⑦aのほうが幅広なので、貼り合わせるとかまぼこ型に膨らみます。

 

エアインテークから機体側面になる機体右/左①~③を切り出します。

 
あらかじめ、丸めくせをつけておきます。

右側、左側、それぞれ①②③を貼り合わせます。
 

機体の下面のガイド線に合わせて、貼り付けます。

 

 

上面は、コックピットの取り付け部分にあわせて貼り付けます。

前方部分は、少し下側に絞り込んで貼り付けます。

 

 

 

機体の後端。機体央⑧でふさぎます。

まず上面、機体央⑦aに⑧を貼り付けます。

 

 

裏側。

 

線に沿って、真ん中をつぶします。

 

機体央⑧でふさぐように貼り付けます。

 

 

機首の細く尖がったピトー管。
長方形に切り出して、竹串など細い棒に巻いて巻癖をつけます。

 

接着剤をつけて、細く巻きます。
 
指の腹で押しながらコロコロして、細く巻いていきます。

 

 

機首に取り付けます。機首の先端をわずかに切り落として差し込んでください。

 

 

尾翼を作ります。

垂直尾翼と補強材を切り出します。

 

補強材は二つ折りにして、尾翼の内側に貼り付けます。
 

尾翼を二つ折りにして貼り合わせます。

 

 

水平尾翼と補強材を切り出します。

 
補強材は二つ折りにして貼り合わせて、水平尾翼の内側に貼り付けます。

 

垂直尾翼を挟み込みながら、水平尾翼を貼り合わせます。

 


尾翼はこんな感じ。

 


機体に尾翼を取り付けます。
 
糊しろが無いので、垂直尾翼の断面に接着剤を塗って、機体の溝に合わせて貼り付けます。

 

主翼を作ります。

右翼③、左翼③を切り出します。

 
青ランプが右翼、赤ランプが左翼です。

二つ折りにして、袋状に貼り合わせます。

 

 

右翼①上下、左翼①上下を切り出します。
 

上下を貼り合わせて、筒状にします。
 
糊しろ部分を立てて、翼の厚みを出します。

 

翼の真ん中にある、円柱部分を作ります。

 

右左の翼②の部品を切り出します。

 

 

翼②ー1を筒状に貼り合わせます。翼②ー2で後端をふさぎます。

前方の斜めには、翼②ー4を斜めに貼ります。

 

翼②-3は輪にして②-2にノズル状に貼り付けます。

 
裏面を黒く塗ってから輪にすると良いです。

 

翼②-6は、切り出して、二つ折りに貼り合わせます。

 

棒状の突起は翼②-5を細く巻いて作ります。

機首のピトー管と同様に、コロコロして細巻を作ってください。

 


それぞれを組み合わせて貼り付けます。

 

 

 

それぞれ黒い線の部分を、翼②-4の楕円に合わせて貼ります。

 

 

右翼④、左翼④のハート形を切り出します。

 

二つ折りにして、貼り合わせます。

主翼の翼①の水色線に切れ込みを入れて、2つ折りに貼り合わせた翼④の尖ったほうを差し込んで接着します。

 

 

翼①と翼②の筒を接着します。後ろ側の端を合わせて位置決めします。

 

 

翼③を取り付けます。

 

翼③は、翼の端が少し下向きになります。

 


主翼を胴体に取り付けます。

 
袋状の主翼の縁の内側にぐるっと接着剤をつけて、機体に貼り付けます。

機体側面の薄い線を目安に取り付けます。
 

左右とも取り付けます。

 

 

ロケット弾ポットはオプションです。

ロケット弾ポットは、①を筒形に丸めて貼り付けて、両端を丸い②③でふさぎます。

 

パイロンは糊しろを貼り付けて、輪にしておきます。

 

ロケット弾ポットに、パイロンを貼り付けます。少し輪の形に膨らまして取り付けます。
直線がポッド側、少しくぼんでいるほうが翼側です。

 

主翼の下面に取り付けてください。

 



 

飾り台を作ります。

 

台座になるスタンド①を箱型に組みます。水色線に切れ込みを入れておきます。

スタンド②は、表示通りに山折り・谷折りしてください。

スタンド②とスタンド③を貼り合わせて、飾り台の本体を作ります。

 

台座の①の切れ込みに差し込んで接着します。

 

スタンド④は、お好みで取り付けます。

 

④を折って三角形にし、飾り台の側面に貼り付けます。

 





以上で出来上がりです。

 

 

 

 

 



いかがでしょうか。

 

 

  

にほんブログ村 ハンドメイドブログ ペーパークラフトへ
にほんブログ村