98式特型指揮車 型紙の製作過程
第16作・98式特型指揮車
第16作の98式特型指揮車です。
まずは資料集め。
検索すると、キャラウィールとプラモの画像が結構見つかります。
思ったよりアニメ素材は無し。
そこで気づいたのが、98式特型指揮車とマツダのAZ-1のシルエットが似てるってコト。
AZ-1のプロトタイプのほうが先に発表されているらしいので、デザインに影響あったのかどうか。。。
で、AZ-1の2面図が手に入ったので、それを参考に下絵を書いていくことにする。
でも、Wikipediaにあった指揮車の車両サイズと、AZ-1図面のサイズを比較すると、微妙に車幅が違う感じ。
AZ-1の外側にでかいタイヤとフェンダーが付くのでは、幅が広すぎる感じです。
左右2席ではなく、助手席側が簡易席で少し狭くなっている様なので、ボディ本体部分の幅はAZ-1より詰めたほうがよいかもしれません
とおもったら、98式特型指揮車の図面はプラモのパッケージに書いてあるじゃないですか!
こちらを下敷きにしてやり直し。
でも、やはり形が似ているので、サイドシルエットはそのままでいけます。
どうも、タイヤは前後でパターンもサイズも違うようだ.
最初はトレッドパターンを分けていたけど、最終ではサイズをひとまわり変えるだけとした。
ボディとフェンダーは別パーツ、それとシャーシとタイヤ、に分けることにします。
まずは、サイド側を図面なぞって部品配置。同じく上から見たプラモ写真があったので、それをなぞって型起こします。
ボディ上面とフェンダーをパーツとして、切り離します。
ボディの側面は、反転コピーして左右分作ります。
シャーシは箱型を基本に、前後バンパーを配します。
とりあえず、試作の1回目。例によって、薄い紙での試作です。
なんとなく形のイメージは良い感じ。タイヤは計算間違って変に太くなってしまった。。。。
ボンネットは、真上からの写真をなぞったので、斜めの分で長さを1.2倍くらいにしなきゃいけなかったのに、忘れ。
どのくらい伸ばすか、切って貼って、試行錯誤。
不具合直して、試作その2。
細かいパーツ類も作って、ほぼ仕上げのつもり。
でも作ってみると、フロントフェンダーが短くてバランス悪い。ボンネットの黒い部分もちょと塗りすぎ。
リアフェンダーにもねじれが出て、ふちが下がってかっこ悪い。
これら直して、試作その3です。
左が前回、右が今回のもの。どこが変わったかわかりにくいですけど。
車輪の後はめ加工や、小窓、アンテナなど、あちこち手が入っています。
こんな感じで、完成。
(geocitiesより転載 2017.08)
ボーンフリー号 型紙の製作過程
ボーンフリー号
ご来訪者さまのリクエストで、作ってみました。
個人の方のWebで紹介されていたトミーのおもちゃの写真を参考にさせていただきました m(_ _)m
実際に組み立ててみていないので、出来が悪かったらご容赦ください。
#だから、テレビ放送ちゃんと見たこと無いんだって...............(^^;
2004.09.05更新 2版 キャタピラと底を作りこみ。ちょっとはマシになったかと。。
2005.06.05更新 3版 ようやっと自分でも組み立ててみましたところ、多少ズレ等あり修正。
テックサンダー4号・型紙の製作過程
第三作・テックサンダー4号
2号同様、㈱ユタカのシリーズの1号と2号の組み合わせた4号が見本です。
3号(左側)と1号はかっちょわるいので、ペーパークラフト化はしません、きっと。
このおもちゃを見本に、お絵かきソフトで平面図を起こします。
2号の平面図をベースにします。
2号のシステムパーツB1とコアモジュールだけ残して、周りを消します。
例によってフリーハンドで4号の翼を書きます。
この図から、4号の翼を切り出します。
翼をコピペ&回転して、裏側も作ります。のりしろを適当につけます。
前作の2号の型紙とマージして、出来上がり。
今回は、試作無しで一発であがりです。
手直ししたいところが無いわけではありませんが....
(geocitiesより転載 2017.08)
マグマライザー 型紙の製作過程
第ニ作・マグマライザー
第二作のマグマライザーです。こちらは立体見本がないので、本の写真を参考にしています。
#実はこちらのキャタピラ周りを下書きしているうちに、気が変わってマグマライザーを作り始めた.....
試作1号
まずサイドビューの平面を起こします。
これを上下反転コピーします。
とりあえず雰囲気を確認するために、立体にしてみます。適当に幅(屋根部分)をつけます。
試作1号です。横から見ると結構それらしいですが、前から見るとドリル部があまりにも.....(^ ^;
でも、息子は試作2号よりこっちのドリルの方がお気に入りだったりします。うーむ
試作2号
で、少しまじめに作り込んだのが試作2号です。
展開図はそれらしいですが、作ってみると先端部分のあたりが情けないですね。
例によって、屋根の一部の長さを間違えてはみ出してます(^^;が、図面を修正する都合があるので、まだ切らない方が良かったりします。
車輪部分のスカートの張り出しも無いので、電車みたいです(^^ゞ
試作3号
先端部分と運転席、スカートを作りこんだのが試作3号です。
まず、先端部は円錐の2段重ねで作ることにします。キチンと計算して作ればよいのですが(^^; 現物合わせで適当につくるので、ものさし代わりに先端のみの試作品を作り、角度やサイズを決めます。
運転席部分も別パーツにして全面的に作り直し、出来たのが試作3号機です。
スカート部分が付いてだいぶそれらしくなりました。
でも、サイズ割がいいかげんなので運転席の先端が合いません(^^; スカートの取り付け位置を間違えてずいぶん前に付けてしまいました。
試作最終版
試作3号の不具合を改修して、最終版です。
サイドのローラーも別パーツにしてみました。後ろ側と裏側はかなり手抜きになってしまいました(^^ゞ
正面スカートもちょっと手抜きですが、まぁとりあえず完成ということで。
こちらも、使った紙は「EPSON MCマット紙」です。#在庫処分で安かったので。
型紙はA4サイズ2枚になりました。
結局、試作品は4種類作りました。
2003/01/06 追記 全面改修Vol-2公開。
以下の改修をしました。
・ドリル&台座部の延長
・キャタピラ周りを立体化
・コックピット改修(少しつぶした)
・底をつけた(^^;
TOPページからダウンロードしてください。
2004/09/05 追記 改修Vol-3
・v2で延長したドリルは、やっぱ長すぎなのでv1程度に戻した
コロニアルバイパー 型紙の製作過程
第13作・コロニアルバイパー
第13作のコロニアルバイパーです。
まずは素材画像を漁って見ます。ありがたいことに、海外のこのサイトに三面図がありました。
立体イメージはモノグラム社のプラモデルを参考にしました。
とは言うものの実物は実家の倉庫にあり。。。検索すると、完成品の写真も結構引っかかるのでそれを参考に。例えばココとか。
この三面図を下敷きにして、上からパーツ配置をしていきます。
主翼は三面図で見えるのは斜めなので、幅を広げて平面に直して裏表作ります。
試作で形の雰囲気を確認します。
薄い紙で試作です。写真は汚いですが、いろいろ切り貼りして試した後なので。。。
操縦席下の本体の継ぎ目の曲線段差をどう埋めるか、悩ましいところ。エンジンと翼の長さもバランス悪い。後部機体もただの角柱ではなくもう少し考えた方が良さそうです。
この辺を修正して、完成形です。
(geocitiesより転載 2017.08)
ウルトラホーク2号 型紙の製作過程
第14作・ウルトラホーク2号
第15作のウルトラホーク2号です。
メカ設定の三面図を元に、型紙を起こします。
資料は,ウルトラホーク3号と同じものです。
ホーク2号も何種類かの食玩が発売されたので、立体の見本写真もWebでいくつか見つかりました。
紙の長い方向から胴体を切り出すため、資料を横向きにします。
上からなぞって、機体の形を作ります。
機体の各円筒部分の直径を決めます。
直径の3.14倍で、胴体各部を作ります。
胴体の斜めの段差部分は、円すいから扇型を切り出して作ります。
いっしょ懸命計算して、、、扇型の展開図をおこします。
Excelで計算シート作った。算数もっと真面目にやっとくんだった、、、
周りに3本つくロケットエンジン部分は、写真のように切り口が斜めになっています。
展開図がどうなるのか、イメージが浮かびません、、、、、
そこで、円筒を実際に切って、開いてみます。メモ用紙で筒を作って、、、
斜めに切ります。
縦に切り開きます。
こんな風になるんですね、、、。
円筒の合わせ目は機体に接する側に隠したいので、実際は赤線部分が合わせ目になるように、展開図を作ります。
曲線ツールを使い、ベジェ曲線でそれっぽい形を書きます。
赤枠部分を切り出して使います。
どっかで見たような形だなぁと思ったら、バイパーの先っぽとほぼ同じでした(^^;
ざっくり型紙が出来たので、試作です。型紙作成に一晩、最速かも、、、
今回は自信があるので、薄い紙ではなく本番と同じマット紙です。
しかし、、、コックピットまわり、サイズ計算違いで大きなズレが出てます。
写真は、無理やり合わせて切り貼りした後。ズレが大きすぎて、リカバリできません、、、
ロケットエンジンの先端
円すいの傘をくっ付けたのでは何かカッコ悪い。
尾翼と、ロケットの足の部分が、薄っぺらでカッコ悪い。少し厚みが欲しいです。
ロケットの噴射口部分、内側が白くて変なので、黒く塗ってみますが、、、内側も作らねば。
胴体の段差の部分。
胴体の両側にのりしろをつけて、貼り付けるようにしましたが、、、
円すいの細くなる側は、直径のわずかなズレでも貼り合わせが難しく。
裏からきちんと押さえないとくっつかないので、取り付け順も考える必要あり作りにくいです。
そこで、胴体側ではなく、円すい側にぐるっと一体型ののりしろを付ける方法にしました。(写真右側)
実は、ギザギザ型ののりしろをチマチマ切り出す作業が面倒で嫌いなので(- -;)
一体型のこののりしろは、我ながら良い手だと。
多少誤差が出ても、カポッとはめればOKです。
合わせ目もキレイ(^^)
合わせ目にのりしろ部分がはみ出さないように、ギザギザ方式より本体色部分をちょっと上方に広げてあったりします。
それやこれやを修正して、完成形です。
こんな感じで、完成。
(geocitiesより転載 2017.08)
ウルトラホーク3号 型紙の製作過程
第14作・ウルトラホーク3号
第14作のウルトラホーク3号です。
メカ設定の三面図を元に、型紙を起こします。
この設定資料、20年以上前に友達の持っていたものを当時複写させてもらったもので、表紙なく何と言う資料だったか今となっては不明(^^;
上からなぞって、翼の曲線の形を作ります。
主翼は三面図で見えるのは斜めなので、翼面の平面より小さく見えます。計算すると約1.1倍すれば良さそうです。
幅を広げて、主翼を作ります。
この三面図を下敷きにして、上からパーツ配置をしていきます。
立体のお手本は、バンダイの食玩「ハイパーディティールメカニクスHDMウルトラ超兵器 ウルトラホーク3号」
機体の裏側はだいぶのっぺりしてますが、小さいながら全体の形はよく出来てます。五百数十円ナリ。
これ入手で、だいぶやる気が復活。加速します。
試作で形の雰囲気を確認します。
ちなみに下が最終形ですが、細かいところが違ってます。A4サイズ紙への配置もだいぶ違います。
ミサイルランチャ(?)を作り忘れて、最後にあわてて追加したので、部品配置が美しくない、、、
薄い紙で試作です。立体化1発目にしては、まぁ良いほうかと。
ずれが大きかった場合に、修正量を決めるため切り開いたり幅詰めたりするので、薄い紙のほうが都合が良かったりします。
紙代とインク代をケチったという話も。
コックピット間の胴体の幅を出すの忘れ。一番下段のコックピットは長さ足りずにすき間が、、、。
機体前方の張り出し部分も、グデグデです。
この辺を修正して、完成形です。
試作からあまり日が空くと、直すポイントを忘れちゃう、、、
実際は、翼の上面のサイズすれがあり、上面のみもう1回作り直してます。
こんな感じで、完成。
(geocitiesより転載 2017.08)