第14作・ウルトラホーク2号
第15作のウルトラホーク2号です。
メカ設定の三面図を元に、型紙を起こします。
資料は,ウルトラホーク3号と同じものです。
ホーク2号も何種類かの食玩が発売されたので、立体の見本写真もWebでいくつか見つかりました。
紙の長い方向から胴体を切り出すため、資料を横向きにします。
上からなぞって、機体の形を作ります。
機体の各円筒部分の直径を決めます。
直径の3.14倍で、胴体各部を作ります。
胴体の斜めの段差部分は、円すいから扇型を切り出して作ります。
いっしょ懸命計算して、、、扇型の展開図をおこします。
Excelで計算シート作った。算数もっと真面目にやっとくんだった、、、
周りに3本つくロケットエンジン部分は、写真のように切り口が斜めになっています。
展開図がどうなるのか、イメージが浮かびません、、、、、
そこで、円筒を実際に切って、開いてみます。メモ用紙で筒を作って、、、
斜めに切ります。
縦に切り開きます。
こんな風になるんですね、、、。
円筒の合わせ目は機体に接する側に隠したいので、実際は赤線部分が合わせ目になるように、展開図を作ります。
曲線ツールを使い、ベジェ曲線でそれっぽい形を書きます。
赤枠部分を切り出して使います。
どっかで見たような形だなぁと思ったら、バイパーの先っぽとほぼ同じでした(^^;
ざっくり型紙が出来たので、試作です。型紙作成に一晩、最速かも、、、
今回は自信があるので、薄い紙ではなく本番と同じマット紙です。
しかし、、、コックピットまわり、サイズ計算違いで大きなズレが出てます。
写真は、無理やり合わせて切り貼りした後。ズレが大きすぎて、リカバリできません、、、
ロケットエンジンの先端
円すいの傘をくっ付けたのでは何かカッコ悪い。
尾翼と、ロケットの足の部分が、薄っぺらでカッコ悪い。少し厚みが欲しいです。
ロケットの噴射口部分、内側が白くて変なので、黒く塗ってみますが、、、内側も作らねば。
胴体の段差の部分。
胴体の両側にのりしろをつけて、貼り付けるようにしましたが、、、
円すいの細くなる側は、直径のわずかなズレでも貼り合わせが難しく。
裏からきちんと押さえないとくっつかないので、取り付け順も考える必要あり作りにくいです。
そこで、胴体側ではなく、円すい側にぐるっと一体型ののりしろを付ける方法にしました。(写真右側)
実は、ギザギザ型ののりしろをチマチマ切り出す作業が面倒で嫌いなので(- -;)
一体型のこののりしろは、我ながら良い手だと。
多少誤差が出ても、カポッとはめればOKです。
合わせ目もキレイ(^^)
合わせ目にのりしろ部分がはみ出さないように、ギザギザ方式より本体色部分をちょっと上方に広げてあったりします。
それやこれやを修正して、完成形です。
こんな感じで、完成。
(geocitiesより転載 2017.08)