空想科学的紙工作

自作のペーパークラフト型紙を公開しています。 This site exhibits the handmade papermodel Pattern.

ウルトラホーク1号 型紙の製作過程

第9作・ウルトラホーク1号

第9作のウルトラホーク1号です。
完成順では「第9作」ですが、じつはサイト開設当時から着手しているので、2作目かも。

まずは平面図を起こします。

f:id:papertoybox:20181215020139j:plain




一番最初は参考にした図があったのですが、どなたのサイトから入手したものだったか、今となっては忘却....感謝m(_ _)m
その他細かいところは、マグマライザーと同じ本を参考にしています。

次に、下面と側面図を起こします。

f:id:papertoybox:20181215020214j:plain




これをα・β・γの3機に分割します。

f:id:papertoybox:20181222221125p:plain




γ号は、翼部分と胴体部分に分け、翼は反転コピーして厚みをつけます。

f:id:papertoybox:20181215020322j:plain


β号も同様。一次試作はこんな感じで。

f:id:papertoybox:20181215020337j:plain f:id:papertoybox:20181215020440j:plain




α号は六角の筒にします。工作のしやすさと強度を考慮して、実際より1.5倍ほど太くしています。

f:id:papertoybox:20181215020456j:plain



α号はほぼこれで完成。最終形までほとんどいじり無しです。

この辺で、なんとなく「出来そうだ」と思ったワケですが、そんなに甘くはなく....
β号、γ号とも、翼にねじれが出たりして、なかなかうまくいきません。
各号の形にこだわって直すと、こんどは合体したときにうまく合いません。

f:id:papertoybox:20181215020514j:plain



試作ばかりが増えます。
また、胴体に左右から翼を貼り付ける方法では、うまく一体化出来ず。

f:id:papertoybox:20181215020521j:plain



結局、翼と胴体を一体化して、上面と下面に分ける方法で落ち着きました。

試作の何バージョン目かの立体化です。
f:id:papertoybox:20181215020534j:plain
まだ合体させると、翼のズレが大きく。。。ここまでで既に着手から1年くらい経ってます。

形の修正と共に、形状の単純化も図ります。

f:id:papertoybox:20181215020629j:plain




たとえば、上の写真の赤線部分を下の写真のようにすることで、翼のよじれを修正しながら、折線を単純化し作りやすくします。

f:id:papertoybox:20181215020654j:plain




その後も修正・試作を繰り返し、なんとか最終へ。

f:id:papertoybox:20181215020714j:plain

 

 

(geocitiesより転載 2017.08)