【作成中】ダグラム ブロムリートレーラー(3)
ブロムリートレーラー LTR‐63GBの試作1のお直し。
機銃の台座、部品が短くて白い部分が。
というより、機銃座面の位置(高さ)の勘違い。
本当は、赤線の高さが床面となるのが正しい。
こんな感じね。
機銃の装甲板。少しアレンジして床面に付けたがちょっと重っ苦しい。
本物と同様に、機銃側に付けるようにする。
運転席周りと、フロント部分を1パーツとしたが、形が複雑になってわかりにくい感じ。
別パーツにするも良いのだが、ガラス下あたり継ぎ目段差が目立ちそう。
ちょっと考える。
ライト小さいかも。運転席とヘッドライトのガラス色、水色がちょっと沈んでボディと境界ぼんやり。
もう少し明るい水色にして目立たせる。
投光器。98式特型指揮車からパクったら、形が違った。
本体を支える部品が、U字ではなくコの字。縦の支柱もいらないかも。
微妙に印象違うので、直す。
トレーラー荷台部分との接続部。
軸を通す穴の位置が微妙に真ん中でない。
意図したような気もするが、落ち着き悪いので、お直し。
後端。
矢印部部分は裏側に巻き込んで貼り付け予定だったが、ちょっとゴワつく。
薄紙でこれだから、本番厚紙ではきれいに裏に巻き込めないので再考。
これをやめると、裏側に白い部分ができてしまう。
矢印先の、台車の端の部分。
何か埋める方法を考える。
荷台の中央部分。台車側から上に伸ばした横板が、ほんの少しだけ短い。
誤差程度だが、本番厚紙だとズレ拡大しそうなので、ちょっと伸ばしておく。
最後尾のテールランプ。小さくてちょっと目立たない。
逆台形の方端を、赤線くらいまでちょっと広げてみる。
これやらそれやら、手直し。
試作1にしては直しは少ないほうかと。
修正して試作2へ。。。
【作成中】ダグラム ブロムリートレーラー(2)
引き続き、ダグラムのブロムリートレーラー LTR‐63GB。
分けたパーツをまとめて、試作用の型紙を作ります。
例によって、1回目の試作は厚紙ではなく、普通紙でちょい厚め0.12mmの両面厚口用紙 Canon SW-201。
切り分けます
荷台部分は薄い箱型になるのだけれど、普通紙ではちょっと強度不足。
余白の紙を使って、補強しておく。
紙帯まいて、接着剤のチョン付けで固定しておくだけですが。中央部のつぶれ止めに。
本番に向けて、よじれ対策も何か必要かと思われる。
荷台の下回りの台車部分。まぁこんな感じでしょうか。
荷台と台車の貼り付け。
まぁ、良い感じ。
運転席周り。
車幅の半分の運転席と、フロント正面部品を一緒にしたので、ちょっと形が変則的。
一体でつなぎ目を減らせるものの、出来上がりの形がイメージしにくい感じ。
ちょっと再考。
前部車体。
この上に運転席がのる。
左半分の機銃座の床。
これも、フロント側面の部品を一体化したので、意外と複雑な形。
運転席と並べて付ける。
なんか、長さ間違った。短い。
機銃座のシールド。折って貼るだけ。
荷台との連結部分は、シンプルに。
車体前部の下回り台車。
写真右側が前方で総舵輪。左側が駆動輪。駆動輪はダブルタイヤなので、台車の幅が狭い。
真ん中あたりに、山型の仕切り部品がつく。
車体の強度かせぎも兼ねて箱型部品にしてみる。
でも、これまた意外と組み立てが複雑だ。
上面と組み合わせる。
上面の縁がひっかかって、ちょっとはめにくいかも。
機銃。右上が銃身、右下は機銃の取り付け支柱。
銃身と支柱をつつ状に丸めて、
箱組みした機銃にとりつけ。
車体にとりつけ。
ちょっと不格好だけど、これよりスマートにするのはサイズ的に厳しいな。
取っ手があったほうがそれっぽくて良いかな。
投光器。
サイズはちょっと違うけど、構造は「98式特型指揮車」から流用。
タイヤ。実は今回のなかで一番難関。
なんといっても数が多い。
まる切り抜くだけでもツラくなってくる。
ここは、アートナイフでなくハサミで切り抜くほうがきれいです。
ホイール内側の段落ちの再現は、型紙設計の手間より実際の組み立てが大変になるので、今回は見送り。
ホイールの表面と裏面も同じ柄にしたので、出来の悪いのはボディ側の裏面にして、きれいな方を表にするとか、やりやすくしてます。
タイヤのトレッド面は、本来ホイールを貼り付けるためののりしろがギザギザに付きますが、面倒な場合は切り落としちゃっても可。
のりしろ無しの場合は、直接、筒の断面に接着剤つけて、ホイール貼っちゃってください。だいぶ手間が減るかと。
いやー、数多くて大変。
左端4つが、シングルタイヤの操舵輪。同じサイズで幅が広いダブルタイヤの駆動輪。
右側6つが、トレーラー側のダブルタイヤの車輪。
車輪の取り付けは、ボディ台車の半円形ののりしろに直接貼る。
タイヤのトレッド面の貼り合わせたところは、隠れて見えない側にもっていくと良いです。こちらは荷台。
車体前部。
荷台の連結部。
軸を作って、これが車体前部の連結部の穴に刺さるようにします。
荷台の手すり。
半分に折って貼り合わせてから、切り出した方がきれいにできます。
取り付けは、接着剤のちょん付けで。
そんなこんなで概ね完成、ちょっとピンボケ。
運転席のミラー、作ろうと思ってて忘れた。
当初のお約束通り、1/72のリボルテック ダグラムと並べてみる。
イイいんじゃない。
運搬してみる。
ありゃ?
こいつは立ち姿優先で、脚閉じれないんだった、、、、orz
ちょっと残念感はあるものの、まぁ一発立体化としては良い感じ。
サイズ間違ったとこやら、作りにくいところを急ぎ手直しします。
あともう少し。
【作成中】ダグラム ブロムリートレーラー(1)
といっても、これもずっと放置してたものの再開ですが。
お題はダグラムのブロムリートレーラー LTR‐63GB。
#「既に7割出来てる」と思ったけど、再開前で半分程度かな。
ダグラムのトレーラーは、ターボザックを格納できるアイバンDT-2が劇中登場も多く有名です。
アイバンにしようかとも思ったのだけど、LTR-63GBのほうがリアルでカッコイイなということで。
ちなみに、ダグラムの劇中トレーラー車にはもう1種類あるのだそうで。
LTR-62。機銃座のないフルキャビン型です。
第1話に出てきたのはコレなんだそうですが、機銃座が無かったとは。
記憶にない、、、
#Webでも資料が少なくて。三種類あるよネタ共々こちらからお借りしましたm(_ _)m
さて、LTR-63GB。
プラモが出ているので、それらの製作画像を参考にさせてもらいます。
側面写真に図形を重ねて、おおよそのサイズ比率を採寸します。
それを元に、三面図を起こします。
側面。ちょっと前後のバランスが微妙な感はあるが、まぁいい感じ。
そこから上面を想像して、各面を起こしていきます。
ここまでくると既に出来た気になってしまって、ちょっと小休止、というか停滞期。
数年放置でした (- - ;
パーツに分割します。
飽きないうちに、一気に進めないと。
(続く。)
ジオシティーズ閉鎖(T_T)
いよいよ、ジオシティーズのサービス終了日となりました。
ジオシティーズに「空想科学的紙工作」のサイトを立ち上げたのが2002年の5月頃だったらしく。早いもので15年以上経ちました。
年単位で新作が滞ったりしましたが、まぁいまだになんとか続けてこれました。励ましのお言葉を頂けたり、リクエストを頂いたりが、何やかやでモチベーションになりました。
当時は何か深い考えがあったわけでもなく、息子のために作った型紙をそのまましまっておくのももったいないかな、くらいの軽い気持ちで始めた訳で。だから当時無料で気軽にホームページを作れたジオシティーズに場所を確保した次第。
やはりメカの著作権的に微妙な扱いであることは気になっていて、万が一、揉め事になったら閉鎖してずらかる、なんてことも想定していたやらいないやら。
当時は、情報発信=ホームページ、だったかな。
ジオシティーズのホームページ領域は、カテゴリが「街の通り」に見立てられた仮想都市っぽい作りになっていて、通りの両脇に各ホームページが建物を模して配置されていたりして、ふらふら散策する感じが斬新だったり。
(某アーカイブサイトより)
更新が滞るとアイコンがどんどん廃墟になっていくのが、なかなかリアルで好きでしたよ。
やたらと「工事中」のページも多かったな。
今でも、コンテンツを並べておくには、ブログよりもホームページ作ったほうがイイな、とは思っているのだけれど、無料で場所とれるところはずいぶん減ってきているのと、HTML書かなくていいブログの手軽さも慣れたら離れがたく、はてなに引っ越させてもらいまして。
既にメインコンテンツは全てはてなに移行しまして、ジオシティーズは入口ページだけしか無いのだけれど、いざ閉鎖となったらやっぱり多少寂しかったり。
サービス終了後の転送メッセージをアナウンスするためには、サービス終了以前に自分でページ閉鎖と転送設定をせねばならず。
なんとなくギリギリまで保留しておりましたが、さきほど手続きし旧ジオシティーズのページを閉鎖しました。
今まで訪れて頂いた方々、ありがとうございました。
もちろんジオシティーズ運営側の方々にも感謝しております。
今後の居場所となります「はてな」でも、ぼちぼち新作を何とか、と思っております。引き続きごひいきに。
-管理人-
ペーパークラフト作成の道具など
当方のペーパークラフトを作るときの、道具類や小手先技、注意点をまとめ的に。
1.使用する紙
こちらのペーパークラフトの完成品は、写真用のフォトマット紙を使っています。
製図工作用のケント紙と同程度の厚さ(0.23mm)のプリンタ用紙として入手しやすく、広い面を作った時の強度もあり、ある程度細かい加工もしやすい、ということでずっとこれを使ってます。
メカは、光沢アリの写真用紙をつかっても、それはそれでカッコよし。
(エプソン 写真光沢紙)
2.接着剤
接着剤は木工用ボンド【速乾】を使っています。
以前は速乾でない黄色いほうのボトルを使っていましたが、乾燥が早くサクサク作れるので最近は速乾を愛用中。
乾くのが早いので、貼り合わせ前に糊しろが乾いてしまったり、位置決めのやり直しがしにくいという欠点もあるので、入門的には黄色ボトルの非速乾がおすすめでしょう。
3.カッターナイフ
普通の事務用の小型カッターナイフでも良いですが、アートナイフ(クラフトナイフ)があると細かい切り出しがやりやすいです。
100均のモノでも十分ですので、是非1本用意しましょう。
4.はさみ
実は管理人は、はさみはほとんど使っていません。アートナイフ1本でほとんど済ませてます。
お子様工作道具のハサミは先端が丸まっていて細かい作業に向かないので、普通の事務用のハサミが1つあれば十分でしょうか。
5.定規
カッターで切り出す、折り線を付けるなどの作業に、定規は必須です。
管理人は、20cmほどの金属製ものさし型の100均定規を使っています。
ものさし型で目盛りの縁部分が薄くなっているプラ製のものは透明で位置合わせがしやすいのですが、長い直線切りの時にカッターの刃が滑ってミスしやすい気がします。
プラ製・金属製などいろいろありますが、試してみて自分に使いやすいものを見つけましょう。
直線に折り曲げるときにも、定規をあてて折るときれいに折り曲げられます。
6.ケガキ針
折り線は、先の尖ったもので軽くけがいて折り筋をつけておくと、キレイに曲げられます。メカものは直線が多いので、事前にコレをやっておかないと角がダルい仕上がりになりがち。
紙工作用の特定の道具があるわけではないので、書けなくなったボールペンや、コンパスの針、千枚通しなど、何でもよいかと思います。
管理人がよく使用している写真の工具は「ソルダーアシスト・丸リーマ」というはんだ付けで使う尖った道具で、100均で入手。針先の感じはとても良いのですが、両端が針なので気を付けないと危ないのが欠点。
(ダイソーのソルダーアシストはそれぞれ1本売りでした。なぜこんなマイナーな道具が100均にあったのか謎。)
コツは、定規をあててけがく時に、針先を寝かせて引くこと。
針先を立ててしまうと、けがいた紙の繊維に引っかかってボソボソになってしまいます。けがく時に引っかかる感じがあるようなら立てすぎなので、もっと寝かせて使いましょう。
7.リードペンチ
これは知らない方も多い道具かと思います。
電気工作などで使う細長い「ラジオペンチ」の、ギザギザの付いていないものです。
合わせ目が平面なので、細かい糊しろの圧着に便利です。
速乾ボンド+リードペンチ圧着すると、ほぼ一瞬でくっつきます。手の届きにくい糊しろ圧着にも便利。
さらに、細かい部品を折り曲げるときのガイドにも重宝します。
こうやって挟んでおいて、へりに沿ってぐにっと曲げる。細い折り曲げは定規をあてて曲げるよりも楽。
(ちなみに制作写真のペンチは小学生から使い続けた年代物。。。)
ちゃんとしたモノは高いですが、たまに100均でも見かけるので、あったらすかさずゲットしましょう。
8.カッターマット
カッターナイフでペーパークラフトの型紙を切り出すには必須。新聞束や段ボールなどを敷いてやる手もありますが、是非。
100均には小さいサイズのものしかなく、いちいち場所を確認しながら作業するのはストレスなので、A4サイズ以上の大き目のものを用意されると良いと思います。事務用品屋で400~800円位。
管理人は、子供が小学校の時の粘土板/工作版兼用のものを使っています。
9.マーカーペン
厚手の紙でカラーパーツを作ると、切り口の紙の断面の白が、意外と目立ちます。
←ダメな例
これをマーカーでタッチアップ塗装することで、完成度が増します。
左は未処理で、ふちの白が目立ちます。右は黒でサッと塗ったもの。
組み立てた後だと、はみ出した木工用ボンドにはじかれてうまく塗れないこともあります。パーツ状態で、紙のへりを塗っておくと良いです。
マーカーは、油性はにじむので水性が良いようです。へりが塗りやすい太いものが良いでしょう。青や赤もそろうと良いのですが、パーツの境界線が黒なので黒一色でも、塗らないよりはずっと良い感じ。
太くなったりはみださないよう軽く当ててサッとぬります。
10.丸棒
円柱型のパーツを作るときに、芯にして巻きぐせをつけたり、あらかじめ丸みをつけておくのに使用。管理人は丸い軸の鉛筆などを使用しています。
写真のエンジン部分には、軸を通す四角い穴が開きますが、このような部品は一旦筒の丸めぐせをつけてから、あとから穴をあけるのが良いです。先に四角い穴をあけてしまうと、穴の周辺部分にうまく丸めぐせが付かずきれいな円筒になりにくいからです。
また、キャップの先が丸いペンなどの先の丸い棒があると、平らな部品をこすって少し膨らみを持たせるときに便利です。管理人はインスタントレタリング用の金属製の先の丸い器具を使っています。
11.作り方のルール
当方のペーパークラフト型紙では、山折り、谷折り、糊しろは、以下のように表現しています。
特に指定のない折り目は基本的に山折りです。パーツ折り目なのか、デザイン上の「線」なのかわかりにくい時もありますが、作り方の写真等を参考にしてください。
直線の切れ込みを入れる場所は、枠線の黒とは別色(赤や水色、白線)で線を引いてあり、作り方の解説で「直線に切れ込みを入れる」と解説しています。
たまに「はさみマーク」の指定がありますが、色線の部分に切り込みを入れる指示です。下の例だと、「水色線の左端まで直線に切り込みを入れる」となります。
型紙をデザインした本人はすでにパーツの出来上がりイメージまで頭の中にあるので何の苦も無く切ったり貼ったりできますが、一般の方々には説明不足なんだろうなぁ、、、という反省しかり。
タックアロー 型紙の製作過程
第21作のタックアローの型紙の製作過程(といっても今回は1回)です。
タックファルコン、タックスペースがあって、タックアローが無いのは、バランス悪く長い間気になっておりました。
ようやくラインナップに加わりました。