空想科学的紙工作

自作のペーパークラフト型紙を公開しています。 This site exhibits the handmade papermodel Pattern.

【作成中】ホバーパイルダー(4)

パイルダー製作、続き。。。

とりあえず、試作は通常使う厚紙(写真用マット紙)ではなく、普通紙に印刷。
マット紙はちょいとコスト高で雑に使うにはもったいないのと、試作は貼り合わせた後に、切ったり貼ったりして補正作業があるので、薄い紙のほうがやりやすいなぁと思う訳です。

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今回は普通紙でもちょい厚め0.12mmの両面厚口用紙 Canon SW-201。
初めて使う紙だけど、割としっかりしていて細かいパーツはこれでイイんじゃないかとも思ってしまう。
ということは、本番のマット紙の時には、細かいパーツは硬さやら紙厚やらでちょっと作りにくいかも、というコトなのですが。

 

まずはローター部。
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ちまちまのりしろを切り出すのはとても面倒で嫌いなのです。
(だったらのりしろ無いデザインにしろよ、って)

主翼
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それぞれ箱組み。
箱はねじれが出たので、少し型紙修正が必要。現物合わせでとりあえず補正。
軸をはさんで、蝶番風につなぎます。f:id:papertoybox:20170923151733p:plain
割といい感じ。
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ローターと合わせて、片翼完成。 試作なので片方しか作らない。

ジェットエンジン。順に丸めて、くみ上げます。
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これも、型紙はこれでOKだな。

機首?部。

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ライト部分は、紙が薄くてヨレヨレに。こっちはマット紙のほうが作りやすそう。

ボディ後部。曲面はまぁこんな感じか。

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サイズは要調整、のりしろサイズも足りてないので再考(試作は接ぎあてで)。

問題はキャノピー。

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フリーハンドで型紙起こしたら、きれいな球面にしあがらずイビツに。
全然ダメなので、もう一回作り直し決定。

本体のくびれ部分もグデグデ。
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そもそも一周つながらない。つなぎ目のしぼり具合も、長さも、全部だめ。
うーん。つぎはぎで修正できるレベルではないな。。。

積み上げてみたけれど、、、道のりは遠そうです。f:id:papertoybox:20170923194125p:plain

 

つづく。。

 

【作成中】ホバーパイルダー(3)

パイルダー製作、続き。。


胴体下部のくびれ。前方はくびれてるだけだけど、後方はくびれながら絞り込まないといけない。
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サイド部分を3つに分割してみる。
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くびれ分を引き延ばして。
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接合部分Ⅱをくびれ分引っ込ませて()、パーツ化。
あとは試作で擦り合わせ。

 

真後ろ部分は、ちょっとパーツの形が思い浮かばず。
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いつまでもこねくっていると飽きてしまうので、そのままにして試作に入ることにします。

 

さてさて ~~U_(^^ )

 

 

 



【作成中】ホバーパイルダー(2)

パイルダー製作、前回からの続き

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前回宿題の風防とボディ後部の曲面は、、、

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結局、風防は横輪切り、後部も横分割、とした。
風防は縦割より横割のほうが、見た目が良いかな、と。
後部は垂直尾翼で分断されるので、縦スライスより落ち着き良さそうかと思う。

ジェットエンジンは、円筒を順繰りにすぼめていく形で。
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羽の折り畳みは必須だな。
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蝶番を作って動くようにする予定。
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機首のあたり、正確な形が分からない。
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超合金では、結構複雑な形。
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そこから形を起こしてみるが、ちょっと複雑で作りにくそう。

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でっぱりは省略しようかな。

(またまた、続く。)


イーグルトランスポータ 型紙の製作過程

第18作のイーグルトランスポーターです。

例によって、ネットで三面図を探します。

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海外ドラマですので、やはり海外サイトにはたくさん情報があります。チョイとお借りして型紙代わりに外形をなぞっていきます。
パワポの四角形を半透明にして、上から当てはめていきます。

今回の難関は、頭の部分と、胴体の鉄骨パイプ風のトラス部分の再現でしょうか。

頭の部分は、メモ用紙を適当に切って、試作してみます。 
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#ちょっとピンボケですが
まぁそれらしい雰囲気が出せそうです。
こいつを切り開いたイメージで、パーツを作ってみます。
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貼り合わせてみると、緑部分から先位が余分でした。。。
#測らないで作ってるからねぇ。

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いくつか作って、形を詰めていきます。

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右は横に広がりすぎ、左は首根っこが広いので、すぼめた中央の形を採用。

トラス構造は、丸めた紙を組み合わせて再現。

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あまり細かに切り離すと作るの面倒になるので、ジグザグに折って作る。
簡単に再現できるように、ジグザグパターンの見本を一緒に印刷することに。

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文字で説明するよりはわかりやすいかと。

出来上がったパーツは、モニターの三面図と重ねてサイズチェックしてみたり。
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コンテナ部は、本当は交換式にしたかったんだけど、前後の部分をトラスだけで固定するのがちょっと難しく、着脱コンテナを固定する方法もイマイチ思いつかず。
(磁石入れる、とか案もあったのだけど。)

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前後部も、トラスも、コンテナに直接貼ってしまうことに。
(それでも一応、替えの赤白医療コンテナをおまけで付けてみたり。)

エンジン部分も、その手前のボックスに直貼りしています。

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実は、長期間飾っておくと、エンジンが重みで斜めに下がってきます。。。
そこまで考えなかった(- -;

そんなこんなで、完成です。

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ちなみに下の写真は「新世紀合金」のイーグルトランスポーター。
比べてもけっこうイイ線いってると思うのだが、と自画自賛

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ということで。
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ガンタンク 型紙の製作過程 

第12作・ガンタンク

第12作のガンタンクです。

これも当初から作りたいと思っていて、ようやく実現。

まず、平面図をおこします。
HGガンプラの写真が検索で結構ひっかかるので、参考にします。
真横の写真がうまいことありました。

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それを下敷きにしてなぞっていきます。

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このときに、キチンと計算すればスケール何分の1とか出来るんでしょうが、そこは適当で。パワポで作っているので、四角や丸のオートシェイプの1単位に合うようにサイズ合わせして作っていきます。
大きくしすぎて、展開図にしたときに紙枚数が増えすぎないようにと、出来上がりサイズがあまり小さくならないようには、注意しています。
#今回は、結果的にHGの1/144とほぼ同じ位の大きさになりまして。

 

同じく、正面の絵を探します。意外と真正面は少なく。

f:id:papertoybox:20170813224527p:plain  例えばこんな角度ばかり。

その中で、真正面の写真が。

f:id:papertoybox:20170813224726p:plain(どなたか個人様のサイトだったかと。m(_ _)m )
これを参考にさせていただきます。
まず、真横の図と高さを揃えて、サイズが同じになるように調整して写真を貼り付けます。

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ここから、正面のデザインとパーツのサイズを割り出します。
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パワポで書いた三面図を、パーツに分解していきます。

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これをそれぞれ展開していきます。

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キャタピラの長さは、キチンと計算ではなく原始的な方法で。

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斜辺に長方形を当てて、その長さを足して、曲がりの分をちょろっと加算。
表も裏も見えるので、2面作って貼り合わせます。

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パターンはガンプラガンタンクを参考にしつつ、シンプルに。

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#それでも、試作と完成でデザイン変えました。。。

背中のバックパック(給弾装置。砲身の排気管との説も?)は、本当は赤線のように丸みがあるのですが、簡略化でまっすぐに。

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それでも、胴体との接合面は結構複雑になってしまいます。
ここも簡略化して、胴体に楕円の穴を開けて、円柱の給弾装置を差し込む方法とします。

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今回、端折った部分が2か所。たまたま上の写真に写ってる。
肩の形状と、主砲の取り付け部分。
ガンタンクガンキャノンと同じく肩は球形ですが、球面は面倒。多角形で妥協。もう少し近づけたいと思うのだが、こだわりすぎるといつまでも出来上がらないので、一旦妥協。
主砲もせめて上下可動にしたかったが、固定で。軸を通して動くようにするのは簡単なのだけれど、下がってこないように止めておく策が思いつかず。シリンダー作って支えるとか考えたけど、元々の原作に無いパーツを追加するのもどうかなぁと言い訳して、妥協。

 

それでも、肩や腕は動かしたい。

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のりしろと黄色のワッシャーではさんで、本体に貼り付けずに肩を取り付ける方法とします。
ガンタンクの腕は、だいたいボップミサイルを前方に向けて肘を少し曲げたポーズが多いので、肘関節はくの字曲げで固定。肘を曲げられる策はあったのですが、曲がった状態で保持するのが難しくここもちょっと手抜き。肩が動けばそれなりのポーズが取れるということで。

そのほか、腰のあたりの面を省略して減らしたりしながら、パターン完成です。

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むりやり3枚に押し込みました(^^;

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#手抜きした部分は、いつか作りなおしたいなぁ、、、、

 

 


















ボーンフリー号の作り方

ボーンフリー号の組み立て説明です。
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型紙(2枚)をカラー印刷します。A4横サイズに合わせて印刷してください。
写真の完成品は「EPSON フォトマット紙」をつかっています。
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接着剤は木工用ボンドを使っています。

まずは1号を作ります。台車の両サイドの外輪部品が収まる部分を切り取ります。
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台車のキャタピラ部分と底を貼り合わせます。写真赤線で谷折りし、赤線と青線部分を合わせるように貼り付けます。
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前・後部分も箱型に貼って台車を完成させます。
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1号本体を作ります。
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写真を参考に本体を組み立ててください。
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砲塔をつくって、上部に貼り付けます。
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外輪を2セット作ります。外周部分は、下になる部分(写真矢印部分)で貼り合わせます。
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1号本体と台車を貼り合わせ、外輪を両側に貼って1号完成です。
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2号を作ります。1号と同様に、台車を作ります。
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2号本体を作ります。
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先端部分の別パーツをまず組み立て、本体前面に取り付けます。
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本体糊しろを貼り合わせ、箱型に組み立てます。
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フリーシーガルを作ります。

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こんな感じで。
本当は丸っこいヘリコプターなんですけどね、ちょっと手抜きで(^^;
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2号本体にフリーシーガルを取り付けます。
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台車に取り付けて、2号出来上がり。
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以上で完成です。
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連結パーツ、欲しかったかな。。。


こんな感じ(^^)v。
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(geocitiesより転載 2017.08)

テックサンダー4号の作り方

テックサンダー4号の組み立て説明です。
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型紙(2枚)をカラー印刷します。A4横サイズに合わせて印刷してください。
写真の完成品は、「EPSON MCマット紙」をつかっています。
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中央部補強材を組み立て、角柱を作ります。

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コクピット脇の補助翼は、切込みを入れて差し込みます。

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コアモジュールは写真を参考に組み立ててください。

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機体本体の真中に、「中央部補強材」の角柱を差し込みます。

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写真を参考に、尾翼の取り付けてください。斜線部は中に挟みこんで接着します。
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横から見た完成図。
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後方から見た完成図。

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正面(ちょっとピンぼけ)。

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見本にしたおもちゃとツーショット。だいぶ違っちゃいました。
おもちゃのほうが、機体が小さくて機動性が良い4号の特徴がでてるかも。


一作目のテックサンダー2号とツーショット。2号は翼がちょっと小さいor機体が縦に長い、かな?

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(geocitiesより転載 2017.08)